2019年度全国伝統的工芸品公募展入選作品展

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2019年度全国伝統的工芸品公募展入選作品展が、令和元年12月20日(金)から令和2年1月9日(木)まで、東京赤坂の伝統工芸青山スクエア(港区赤坂8-1-22 12月29日~1月3日まで休館)で開催されます。
私の作品も2019年度全国伝統的工芸品公募展において入選しましたので、期間中、伝統工芸青山スクエアで展示販売されます。全国伝統的工芸品公募展は、伝統工芸展や他の芸術展とは違い、伝統的工芸品の技術を用いながら作品作りをしなければならないので、最初に記載されるのが各伝統的工芸品名になります。

「村上木彫堆朱」は総称で、6種類の技法(堆朱・堆黒・朱溜塗・色漆塗・金磨塗・三彩彫 https://tuishu.jp/item-about/)で国の指定を受けていますが、昨年の2018年度全国伝統的工芸品公募展に初出品で入選した作品は金磨塗の技法を用いた「四季の盛皿」でした。2019年度全国伝統的工芸品公募展で入選した作品は色漆塗・三彩彫を用いた「3WAY 四季のプレート」です。「四季の」とは、春の桜、夏の芙蓉、秋のコスモス、冬の福寿草を図案化したもので、無地部分は黒呂色漆で塗り、呂色磨き仕上げ(漆を何回もすり込んで磨きあげる方法)をしましたし、3WAYとは外板・中板セットの使い方、それぞれ単独での使い方、外板の内部に皿を置いて使う3通りの使い方を楽しんでもらえるように考えました。ぜひ期間中に伝統工芸青山スクエアでご覧ください。

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